Informationお知らせ

〜とあるご相談から感じた、大切な姿勢について〜

先日、あるクライアント様からこんなご相談をいただきました。

「やりたいことがあるのに、どこから手をつけて良いか分からなくて…。
間違った方向に進んでしまわないか心配なんです。」

一見、“よくある相談” に見えるかもしれません。
でも、この一言には
“新しい挑戦への不安” と “未来への期待” が同時に含まれていて、
私たちは改めて「制作会社としてどう向き合うべきか」を考えさせられました。

私たちの仕事は、
言われたものを作って終わりではありません。
クライアント様が抱えている背景や迷いを理解し、
一緒に整理しながら、最適な道を探していくことだと強く実感しました。

この時も、ヒアリングを重ねる中で
本当に必要だったのは「新しいページ」ではなく、
事業全体の軸を見直すことでした。
方向性が少しだけ定まったことで、
クライアント様の表情が柔らかくなり、
次に進むための一歩を自分で踏み出されました。

その瞬間に感じたのは、
「成長を支えるとは、誰かの背中を押すことなんだ」ということ。
デザインや仕組みを作ること以上に、
“気持ちの部分” に寄り添うことの大切さです。

“クライアントと共に成長する” とは、
作る側・頼む側という線引きを越えて、
同じ方向を見ながら歩いていく関係性なのだと思います。

今回いただいたご相談は、
私たちが大切にしている姿勢を
もう一度見つめ直させてくれました。

これからも、一つひとつの相談に耳を傾けながら、
クライアント様の挑戦を支えられる存在でありたいと思います。